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烏丸御池中井クリニック(京都市中京区)
  8.過敏性腸症候群
コラムの目次
当クリニックの目指すところ
1. 摂食障害について
2. 仮面うつ病について
3. 肥満について
4. 糖尿病について
5. 仮面高血圧について
6. ED(勃起不全)について
7. 不眠症について
8. 過敏性腸症候群について
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過敏性腸症候群について
 腹痛や便通異常(下痢や便秘)が持続したり繰り返す病気です。
 同じような症状のある潰瘍性大腸炎やクローン病などは大腸ファイバーなどで検査すると腸に病的な変化が見られるので器質的疾患と言われます。
 一方、過敏性腸症候群は大腸ファイバーなどで検査しても腸に病的な変化が見られず、胃腸の運動を調節している自律神経の異常によって起こる機能性胃腸症の代表的な病気です。社会生活が複雑な文明国では人口の10〜15%が罹患しているとの報告もあります。
 治療は生活習慣の改善と薬物療法が中心です。前者は食事、排便習慣、休養と睡眠、精神面をリラックスさせるための運動や趣味、娯楽などを含みます。実際にはこれだけで治癒することがないため薬物療法が行われます。
 薬物療法では亢進した腸管運動の抑制や腸管の刺激に対する過敏性反応の抑制が治療の中心で整腸剤、抗コリン薬などが用いられてきました。またポリフルなどの投与により糞便の物理的性質の調整が行われてきましたが、便秘にかたむきやすく、治療結果は必ずしも満足するものではありませんでした。腸の運動機能改善薬の投与が理論上理想的ですが、よい薬がありませんでした。
 最近、下痢型過敏性腸症候群治療薬として腸管のセロトニン受容体の一つ5-HT3受容体に親和性を有し、セロトニンの作用を抑制するラモセトロン塩酸塩錠(イリボー錠)が販売されました。当クリニックで使用していますが、有用性が高いようです。残念ながら現在成人男性にしか適用がありません。今後女性にも適用が拡大されることを切望します。

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